9月2日から4日まで、アメリカ・セントルイスにある、ミズーリボタニカルガーデンでのジャパンフェスティバルでチンドン屋で出演しました。

今回のリーダーは以前福岡でチンドンをやっていた山本君、メンバーは長崎のかわち家さん、大阪ちんどん通信社の花田さん、東京の若手チンドン打ちの麻子ちゃん、ちんどん月島宣伝社の私祐子と堀田楽士という、皆長い付き合いではありますが、地域がそれぞれなので、メンバー全員が一緒というのは今回が初めて。日本でもなかなかないのに、アメリカで実現というのがすごい。貴重な機会でした。

ジャパンフェスティバル内の練り歩きと野外でのステージという仕事。アメリカの人達は、反応がはっきりしている人が多いように感じました。

上手く伝わるかどうか心配だったステージもアメリカに留学経験がある麻子ちゃんが通訳をしてくれたこともあり、日差しの照り付ける中、熱心に見てもらえて、好評をいただきました。

かわち家さんの物産飴売りという演目で、途中その土地の名産品を客席に問いかけるところがあるのですが、それも会場から沢山声が上がりました。一番多く上がったイモスというのが何かと思ったら、地元の美味しいピザのお店の名前でした。

心に残ったのは、演奏していたら、絶対に知らないはずの日本の曲で、一人の女の子が飛び出して来て楽しそうにずーっと踊ってくれたこと。

子供達が沢山いるところへいったら、それぞれ自分の踊り方で(皆バラバラでそれぞれ好きなように踊っているのが素敵)踊ってくれたのも嬉しかった。

以前チンドン屋で回っていた時、「これはお祭り?」と言われてとっても嬉しかったのですが、もしかしたら、アメリカでチンドン屋が少しお祭りになれたかもしれません。そうだったらとても嬉しいなぁ。